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第49回近畿学校保健学会開催のご案内
第49回近畿学校保健学会 会長 堀内 康生
このたび大阪教育大学養護教育講座が第49回近畿学校保健学会の開催をお世話させていただくことになりました。不慣れなことで、至らぬ点が多々あろうかと思いますが、会員の皆様方の暖かいご支援とご協力を賜り、有意義な大会にするべく努力したいと思います。
今年度の第49回近畿学校保健学会は平成14年5月18・19日(土・日)の2日間、大阪市天王寺区にあるクレオ大阪中央を会場として開催させていただきます。会場は地下鉄谷町線の四天王寺前駅から徒歩3分の場所にあり、平成13年11月に完成したばかりの立派な会場です。次の駅が天王寺駅です。JR天王寺駅からは1分で連絡可能です。地理的にも、交通にも利便性が高い所と思います。
本年度の学会では児童生徒の心身の健康問題の多様化、複雑化の傾向が認められることや、学校保健に携わる養護教諭をはじめとした学校保健関係者に対する社会のニーズと期待が高まっていること、さらに、学校保健活動が、地域における実践の質と関係者の連携の必要性が課題となっていること、等に配慮したシンポジウムと講演会を企画しました。本学会の主旨は参加者が討論に参加し、得られた知識と技術を学校現場にフィードバックし、保健指導に実践できることです。そこで本学会において、毎年増加を続けている、「ぜん息とアトピー性皮膚炎の子どものQOLを確保する指導の進め方」についての講演を、この方面の第一線で活躍されている西牟田(国療下志津病院院長)・青木(元府立羽曳野病院副院長)両先生にお願いしました。お二人の専門家から実践に役立つ指導方法をお話いただく予定です。シンポジウム1では栄養指導を取りあげました。「健康を守る食生活」について、永年に渡って肥満児指導を続け、豊富な経験を持つ中野先生(桃陽病院小児科部長)を始め、学校現場で指導に取り組んだ経験を持つ養護教諭からの報告など、肥満児童の指導について学校と家庭、学校と地域の連携の基に健康を創造する生活活動を推進させる知恵と工夫を、できるだけ広い立場の方々からお話いただく予定です。シンポジウム2では近年関心の高い、「学校に適応できない子どもへの対応」を取り上げました。子育て支援のボランティア団体にも所属し、幅広い実践活動を通じ、ご活躍中の原田正文先生(大阪人間科学大学教授)、大阪市立大学小児科で心身症外来を担当されている地嵜・上本先生に学校と医療の立場から子どもへの対応について実践に役立つお話しをお願いしています。また、学校現場から学校長と養護教諭をコメンテータに予定しています。これらの講演会やシンポジウムに参加された方はご自身の学校や職場で困惑している問題を解決する糸口が必ず見つかるものと確信しています。ワークショップでは、生きる力を育てる保健指導を取り上げました。日頃行っている種々の取り組みについて応募していだくようお願いします。
一般口演では、従来の演題区分に加えて、総合学習の演題を募集します。新学習指導要領に加えられ、各学校で種々の取り組みを行っていることが考えられます。学校現場の種々の問題について気軽に申し込みを行って下さい。その上で、活発な議論が持たれ、子ども達の健康が前進することを期待しています。
私たちは、本大会に参加された方々が、関心のあるテーマについて意見交換を行い、児童生徒の心と身体の健康問題に対する専門知識と技術、アセスメント能力等について相互の研究・実践交流の深められることを期待しています。各方面の多数の方々の参加をお願い致します。
――平成14年1月15日 近畿学校保健学会通信 No.101 より――
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