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故 高島雅行先生の御逝去を悼む
本学会名誉会員高島雅行先生が平成13年5月22日、京都大学附属病院において逝去されました。享年96歳。
先生は明治38年5月15日鳥取県米子市にお生まれになり、昭和4年3月京都大学医学部を卒業、同時に真下内科学教室に入局して研鑽をつまれ、昭和12年6月より京都市上京区において内科医院を開業され今日に至りました。学校保健に関した先生の略歴の要点を列挙すれば次のごとくです。
京都市で初めての学校保健会を作り会長・視覚教育委員会委員長(昭和22〜27)、京都市立春日小学校校医(昭和24〜平成7)、京都府立鴨沂高校校医(昭和26〜平成10)、同校生徒の検尿実施(昭和32)、京都市児童生徒の検尿成績を発表(昭和36.6)、京都市学校保健会会長(昭和44.6〜昭和50)、京都市腎疾患実態調査委員会(昭和46〜51)、日本学校医会副会長(昭和47〜平成5)、京都市学校医会会長(昭和49.4〜平成4)、京都腎臓病総合対策推進協議会設立・会長(昭和52〜平成13)等を歴任され、学童検尿による腎炎の発症予防から、早期発見、早期治療への一連の道をひらかれました。近畿学校保健学会での発表も多く、近著として、「検尿遍歴40年」(1995)、「一校医の体験した学校保健小史」(1999)があります。
これらのご活躍に対して文部大臣・厚生大臣より表彰状・感謝状、京都府市教育委員会より教育功労賞、日本医師会より学術最高優功賞等を受けられ、昭和58年には叙勲されています。ここに謹んで先生のご冥福をお祈りします。
( 八木 保 )
――平成14年1月15日 近畿学校保健学会通信 No.101 より――
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