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第43回近畿学校保健学会開催の御案内
第43回近畿学校保健学会 会長 一色 玄
このたび私たちが第43回近畿学校保健学会をお世話させていただくことになりました。 不慣れではありますが会員の皆様方の暖かいご支援とご協力を賜りまして、有意義な大会にいたすべく努力したいと思います。
今年度の第43回近畿学校保健学会は来る平成8年6月18日(土)、大阪市住吉区にあります大阪市立大学を会場として開催させていただきます。会場は、天王寺駅よりJR阪和線にて約12分の杉本町駅の駅前にあり、地理的にも非常にわかりやすい所と考えます。
本年度の学会では一般口演に加えて特別講演とシンポジウムを企画しました。
まず、特別講演としましては、学校の現場で急増しています心理的問題の重要性をふまえて、自身カウンセラーとしても活躍されている倉戸ヨシヤ先生(大阪市立大学生活科学部臨床心理学講座教授、同学部の児童・家族相談所長)に「教育現場における心理問題」という題で講演をお願いしております。
また、近年の医療の進歩にともない、慢性疾患を持ちながらも学校生活をおくる児が増加しており、様々な管理基準等が作成されています。とはいえ、学校と医療現場の連携がまだまだ十分ではないと感じています。そこで、今回のシンポジウムでは「慢性疾患の管理を巡って〜医療機関と学校の連携〜」を計画しました。時間の制約もあり、慢性疾患として今回は学校でポピュラーに見られるアレルギー疾患、腎疾患、内分泌疾患(低身長・糖尿病など)をテーマに選びました。これらの疾患について、3人の専門家によりそのスクリーニングや管理における最近の問題点について述べていただき、その後、養護教諭や教員の立場からコメントをいただき、討論したいと思っています。コメンテーターには実際の学校保健に関わっておられる方を予定しておりますが、出来れば学会に参加いただいた方々にもお願いしたいと考えております。医療機関と学校の連携に関する何らかの成果を得たいと考えていますので、活発な議論がもたれることを期待しております。
さらに、一般口演では、狭義の「学校保健」にとらわれず、広義の「学校保健」の立場から、様々な分野の演題の申し込みをお待ちしております。
私たちは、このような医療・心理の現場から投げかけられたメッセージを受けて、多くの学校保健に関係する方々が活発にご討論いただき、十分に意見交流が行われますように願っております。私どもも、会運営に精一杯努力する所存でありますので、なにとぞ、多方面からの多数の参加をお願いしたいと存じます。
――平成8年2月1日 近畿学校保健学会通信 No.83 より――
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