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第42回近畿学校保健学会を終えて
第42回近畿学校保健学会 会長 勝野 眞吾
6月10日、無事に第42回近畿学校保健学会を終えることができました。今回は当初予定していました神戸市の兵庫県民会館が突然の地震により使用不可能になり、急遽会場を兵庫教育大学に変更して開催させていただきました。地の利が悪く、また当日は中国高速自動車道の渋滞などもあって参加いただいた先生方には御不便をおかけし、申しわけありませんでした。しかし、それにもかかわらず評議員、学会員、当日会員の多くの先生方、学生会員の方達に参加いただき、ことに被災地の兵庫県から多数お出でいただきましたことは何よりありがたく思いました。
一般□演では1月の地震の生徒の健康に及ぼす影響についての研究、養護教論からみた保健主事制度についての発表などタイムリーで貴重な報告がありました。地域の特性を大切にし、二一ズの高い問題に対して


商店街や市場などの生活の場も大きな被害を受けた
(西宮市香枦園市場) (写真提供:西宮市)
自由な相互批判を通して解決の糸口を探ろうとするこの学会の良い伝統を感じました。
また全休としてテーマに学際的な広がりがあり、近畿圏以外の岡山県・広島県・鳥取県からも発表、参加があったことは特筆すべきと思います。
この学会では一般口演に加えて大阪大学微生物研究所所長の上田重晴先生の特別講演「こどもの病気と予防接種」とシンポジウム「子どものライフスタイルと健康問題」を企画しました。一日のみの学会で時間的に制限があり、質疑や討論の時間が少なくなってしまったのは残念でしたが、それぞれ最前線で御仕事されておられる先生方から最新の興味ある話題をわかりやすく、しかも、質を落とさずに話していただき、フロアからも議論を進めるにあたっての適切なコメントがありました。
学会当日は晴れ、特に懇親会の始まる夕方はさわやかな初夏の風が吹き、私たちの大学のキャンパスが1年のうちでも最も美しい姿をみせました。参加していただいた先生方にお見せすることができましたのは私にとって何よりの幸運でした。
学会開催にあたっては近畿学校保健学会幹事長の 林 正 先生はじめ幹事の先生方から暖かいご配慮と御助言をいただきました。心より感謝いたします。また、大きな被害を受けられたにもかかわらず、こころよく後援あるいは協賛をいただきました兵庫県教育委員会、神戸市教育委員会、兵庫県医師会、兵庫県歯科医師会および兵庫県薬剤師会、そして協賛各位に厚く御礼申しあげます。
最後に、細やかな気配りで学会進営にあたってくれました事務局長の渡邉助教授、県内や遠くは九州、静岡、和歌山からかけつけて協力してくれた大学院修了生と卒業生、裏方を務めてくれた在学生の皆さんに感謝いたします。
― 平成7年8月31日 近畿学校保健学会通信 No.82 より ―
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