近畿学校保健学会

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 近畿学校保健学会へのそのときどきの想い 第 III 期
 

第42回近畿学校保健学会開催の御案内

第42回近畿学校保健学会 会長  勝野 眞吾 
(兵庫教育大学 教授)


今年度の第42回近畿学校保健学会を来る6月10日(土)、神戸市の兵庫県民会館を会場として開催させていただきます。詳細は学会開催要項に示してありますが、会場は神戸の元町、あるいは三宮から近く、交通の便の良いところです。

本年度の学会では一般口演に加えて特別講演とシンポジウムを企画いたしました。特別講演では大阪大学微生物病研究所の上田重晴教授から「子どもの病気と予防接種」についてお話をうかがいます。予防接種の意義と安全性、そして昨年10月から実施が始まっている新しい予防接種制度をめぐる問題についてわかりやすく解説していただく予定です。またシンポジウムでは「子どもたちのライフスタイルと健康問題」をメインテーマとして教育行政、教育理論、保健室からの健康指導、および地域の医療・保健・福祉のそれぞれ異なった立場から健康教育に取り組んでおられる4人の気鋭の先生方による御報告と討論を予定しています。ここでは学校を基盤とした健康教育の持つべき視点、カリキュラム、教授方法と評価の問題、保健室を中心とした保健指導と教科としての保健の授業との連携、学校と地域のあり方など、現代の健康教育の最もホットなテーマについて活発な議論がもたれることが期待されます。一般口演では、狭義の「学校保健」ではなく、広義の「学校保健」の立場から、さまざまな分野からの演題の申し込みをお待ちしています。特別講演、シンポジウム、および一般口演を通じて御発表の先生方だけでなく、学会に参加いただいた方々からも積極的に発言していただき、自由な相互批判のための議論を盛り上げていただきたいと思います。

学校保健は次世代を形成する学齢期の子どもたちが主な対象です。その健康問題は学校内だけで解決できることは少なく、地域のコミュニティとの連携、さらにはグローバルな視野をもって対することが必要とされます。また、近年、第一次予防の立場から健康教育(Education of Health)が重視されるようになりました。学校は健康教育が最も有効に機能する場であり、学校保健への期待とその果たすべき役割は以前にもまして大きくなっていると思います。
実りある議論のため、多数の先生方の御参加を心よりお待ちいたしております。


――平成7年2月1日 近畿学校保健学会通信 No.80 より――

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