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第41回近畿学校保健学会を終えて
第41回近畿学校保健学会 会長 八木 保
梅雨時のこと雨天を覚悟してはいたが、6月11日の学会当日と会場設営のための前日とも天気に恵まれ、それだけでも大変に幸せなことであった。
午前中の一般研究発表をゆっくり聞かせて頂く余裕はなかったが、大変盛況であるとの情報が入るとともに、少しは聞かせて頂く。各会場での熱心な討議とその雰囲気を大変嬉しく思いました。研究発表があっての学会です。貴重な研究の成果をご持参下さいました会員の皆様に心から感謝申しあげます。
今年は折しも平安遷都から1200年目にあたり京都では諸種の記念行事が計画されておりますが、この学会としてはこの年にあたり「保健事情の今と昔」とのテーマをとりあげてみたいとの思いがありました。まず今日の先端的な医学の面から京都大学総長井村裕夫先生が講演を応諾して下さいまして誠に有り難いことでした。この日は米国で講演の予定であったのですが職務ご多忙の故にそちらは断念され、こちらの学会の方へ頂けて我々としては幸いなことでした。そして、歴史をさかのぼり、平安朝の医術書と文学と今日にも伝わる風習とのお話に酔わせて頂いた作家で古典医学研究家の 槇 佐知子先生、ほんとうに有り難うございました。
会場の準備から受付・進行の役を勤めてくれた学生諸君には学会の経験ははじめての2回生も多く、今後の自分達の学問との取り組み方にも参考となるであろうし、また印象にのこる経験をして、勉強になったであろうと、参加された先生方・講師の先生方に御礼申し上げる次第です。
最後になりますが本大会を後援して下さった京都府教育委員会・京都市教育委員会、協賛して頂いた京都府医師会・京都府歯科医師会・京都府学校薬剤師会・平安建都1200記念協会、諸種の援助を頂きました企業各社、そして運営委員会の先生方のご協力に対しまして感謝申し上げ、お陰様で無事盛大に本大会が終了しましたことの挨拶とさせて頂きます。
来年は兵庫教育大学教授勝野眞吾会長のもと兵庫県で開催される第42回近畿学校保健学会に、また集まりましょう。 この度は皆様、誠に有り難うございました。
――平成6年8月31日 近畿学校保健学会通信 No.79 より――
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