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第36回近畿学校保健学会の開催にあたって
第36回近畿学校保健学会 会長 住野 公昭
(神戸大学 教授)
昨年6月京都教育大学で開催されました第35回近畿学校保健学会の総会におきまして、第36回の学会は、兵庫県が当番としてお世話させて頂くことが決定され、同時に私が学会会長の大役を仰せつかりました。会員の皆様方の暖かいご支援とご協力を賜わりまして、意義深い年次学会にいたすべく、微力ながら努力いたしたいと存じます。
開催要項にもありますように期日は6月24日(土)、会場は神戸市の中心地に近い兵庫県民会館にさせていただきました。医学部の施設が学会開催に不適当なため、やむをえず学舎外で開催することといたしましたが、会場は山と海がもっとも接近した真ん中で、交通の便もよい所にあります。詳細は次号の学会通信に掲載いたします。
本学会の日程と内容につきましては、慣例に従って、午前中は一般演題の発表と質疑を行ないます。限られた時間ではありますが、できるだけゆとりを持ちまして、十分に討論していただけるように工夫したいと思います。多くの方々による研究成果のご発表を期待しております。午後の特別講演では「プライマリ・ケアの立場からみた最近の子供 一 小児期の成人病予防 一」と題して石垣四郎先生(兵庫県医師会学校保健委員会委員長・兵庫県小児科医会会長・兵庫県予防医学協会副会長)のお話を伺う予定であります。近年、小児期の健康状態を成人病の予備状態として捉え、ライフステージに応じた保健指導が重要視されてきております。第一線の診療と学校保健の両現場に豊富な経験をお持ちの先生から示唆に富んだ講演をしていただけると思います。また、シンポジウムでは最近にわかに脚光を浴びてきたトータル・ヘルスケアとしてのウエルネス・ムーブメントを、健康教育として学校教育への導入について考えてみることにしました。一部の現場で実施されている新しい試みの紹介もされるでしょう。今後の学校保健活動の一つの動きとして議論を深めていただきたく思います。
学会開催日は土曜日でありますが、大勢の方々のご参加を得て学会を盛り上げていただきたく、心からお願い申し上げます。
――平成 元 年2月1日 近畿学校保健学会通信 No.62 より――
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