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山岡誠一先生御逝去
本学会名誉会員、山岡誠一先生は、昭和62年12月24日に、悪性リンパ腫のため、京都府立医科大学附属病院で逝去されました。享年69歳。
先生は、大正7年(1918)4月15日、京都府相楽郡加茂町に生まれ、京都府師範学校を経て、昭和19年に東京体育専門学校(現筑波大学、体育系)を卒業し、京都教育大学教授、大阪体育大学教授などを歴任されました。この間、スポーツのエネルギー代謝に関する研究で、昭和28年に医学博士の学位を受けられました。これは、体育学出身者によってなされたスポーツの体力医学的研究の最初の学位取得でありました。
御専門は、エネルギー代謝やアミノ酸代謝などの運動生理学でありますが、この研究を児童・生徒の発育、栄養、運動などにも応用し、その健康の保持・増進に資する多くの論文を発表されました。また、学校保健活動にも尽力し、本学会では、発足以来、幹事、評議員として学会の発展に寄与して頂き、昭和51年には、京都で開かれた第23回近畿学校保健学会会長の大役を果されました。保健教育関係では、教員養成大学における保健教育を重視し、全国組織の教員養成系大学保健協議会の設立に奔走し、協議会設立後は、その推進力となって、保健科教員養成の充実に貢献されました。先生の御生前のかずかずの御活躍に敬意を表し、謹んで先生の御冥福をお祈り申し上げます。 (米田幸雄)
――昭和63年2月1日 近畿学校保健学会通信 No.59 より――
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