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第35回近畿学校保健学会を終えて
第35回近畿学校保健学会 会長 金井 秀子
去る6月12日に京都教育大学におきまして、第35回近畿学校保健学会が開催されました。連日の大雨で懸念しておりましたが、当日は早朝からは小降りとなり、午前中にすっかりあがるという幸運に恵まれた学会になりました。
早朝より伊東祐一、川畑愛義、山田 一名誉会員の先生方をはじめ多数の会員の皆様方に御出席いただきまして有難く感謝申し上げます。近畿各地からはもとより、遠隔地からの参加者も加え、午前中は3会場に分かれて37題(39題申込み中2題取消し)の研究発表があり、終始熱心に討論がおこなわれました。
午後からの特別講演では京都府立医科大学教授整形外科部長榊田喜三郎先生を迎えて「スポーツ障害予防と保健指導」についての講演がおこなわれました。発育期にある子どもの骨や関節の解剖学的構造や最近問題となっている関節障害について、更にその予防とトレーニングの方法について多くのスライドを用いて、豊富な臨床症例をあげ、非常にわかり易く、実際的に役立つ示唆に富んだ講演でありました。
シンポジウムの「小児心身症予防における家庭と学校の役割」では、子どもの精神保健を小児科医、児童精神科医、カウンセラー、と養護教諭の四人の方々から経験をもとに話題を提供して頂き、活発な質疑応答がなされ、この領域に多くの関心が寄せられた事は主催者として大変有難い事でした。
総会におきまして、佐守信男、圓山一郎、山本勝朗先生が名誉会員に推挙され、私が先生方に名誉会員記をお渡しする栄をえました。
講演後の懇親会にもたくさんの会員の方々が参加され、和やかな雰囲気のもとに歓談していただくことができました。また京都教育大学学長蜂須賀弘久先生にも御多忙のところ御出席いただきました。
本学会が盛会のうちに充実したものとなりましたことは大変嬉しく、心から感謝申し上げます。
総会におきまして、和歌山県立医大教授武田眞太郎先生が本学会の幹事長として再任されました。次回の第36回学会は兵庫で神戸大医学部教授住野公昭先生が会長として開催されることになっています。
最後になりましたが今回の学会に寄せられました会員の先生方の御熱意と御支援、幹事ならびに評議員の諸先生方の御協力に御礼申し上げます。さらに、京都府教委・京都市教委の御後援、京都府医師会・京都府歯科医師会・京都府学校薬剤師会の御協賛、御援助頂いた会社各位にたいしまして厚く感謝いたします。また当地評議員の先生方には御助言や御協力賜りましたことを深く御礼申し上げます。特に幹事長の武田眞太郎先生には御懇篤なる御指導を賜わりましたことをここに深謝いたします。
――昭和63年10月31日 近畿学校保健学会通信 No.61 より――
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