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第32回近畿学校保健学会の開催にあたって
第32回近畿学校保健学会 会長 中牟田 正幸
時下、会員の先生方にはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、第32回近畿学校保健学会は来たる6月29日(土)に奈良市立中央公民館(奈良市上三条町)を会場として開催されますが、図らずも小生が学会長としてそのお世話をすることになりました。小生、もとより微力で学会長の任にあらずと思いますが、先輩各位の暖かいご指導とご支援を得まして、より実りのある学会になるよう努力する積りでございます。
いうまでもなく、学校保健の目的・目標とするところは、教育基本法(教育の目的)及び学校教育法(教育の目標)に明記されている学校教育のそれと同様に、児童・生徒の健康の保持増進を図るとともに、国民として必要な健康生活の実践を養うことにあります。したがって、本学会もその趣旨に則り開催されるものであり、特に「学校現場により反映する学校保健」を探究する学会でなければなりません。
本学会の内容としては、一般口演をはじめ、特別講演及びシンポジウムを用意してあります。殊に、特別講演では、「これからの学校保健と養護教諭(仮題)」と題し、その道の専門家の方(未定)に、またシンポジウムでは、「養護教諭の課題と展望(仮題)」と題して、学識経験豊かな数名の養護教諭の方(未定)に、ご講演あるいはご提言願いまして討論の場にしたいと思っております。上記の演題による催しは決して新しい企面ではありませんが、時代の流れに即応して2〜3の問題に焦点を絞っていただき、密度の高い有意義な特別講演であり、またシンポジウムでありたいと念願しております。そもそも学校保健の特徴はこれに関係する方が非常に多いことであります。特に、保健主事や養護教諭の先生方は日常学校保健活動の中心的存在であります。そういった意味において、上記の特別講演やシンポジウムが学校現場の先生方により役立てばと思い企画しました。
会員の先生方には上述のような学会開催の主旨と内容を十分にご理解願い、従前にも増して多数のご参加を期待しております。学会は単に研究発表や討議の場だけでなく、会員相互の交流を深める上にも絶好の機会でもあります。どうぞ奮ってご参加されるようお待ち申し上げます。
――昭和60年1月17日 近畿学校保健学会通信 No.51 より――
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