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第31回近畿学校保健学会を終えて
第31回近畿学校保健学会 会長 後藤 英二
昭和59年7月8日(日)、大阪ガーデンパレスにおいて催された第31回近畿学校保健学会は、研究発表29題、メインテーマを「最近の子どもの発育・発達の特徴と学校保健」として、予定通り無事終了致しました。多数の発表とこれに対する活発な討論は、学校保健に対する会員の方々の熱意をそのまま反映したものであり、皆様とともにお喜び申し上げる次第です。
近年、子どもたちの健康と安全を守る学問としての学校保健学が直面する問題として、子どもたちの心身の発育・発達の歪みが、保健教育・管理に影響を与えているということがあります。このような危機感が今回のメインテーマを生んだともいえるでしょう。
その原因が我国の社会の中での子どもたちの生活のゆがみにあるだろうということも想像されます。そのゆがみを発見する努力の具体化が学習意欲、性教育をふくむ保健教育上の問題、過栄養、体力、歯の健康、事故災害と生活などに示されるものであり、このようなテーマを扱った演題が多くみられました。
本学会も、31年の歴史の積みかさねにより、事務所も定置され、地方学会として、小さくはあるが会員も定着し、新しい学校保健学への方向を目指して、出発したと考えられます。 いずれにしても、学校医・学校歯科医・学校薬剤師、保健主事や養護教諭の先生方ができるだけ多く会員として参加され、この学会のために努力していただきたいと希望致します。
最後になりましたが、今回の学会に寄せられた皆様の御好意と、学会事務局のお骨折りに心から感謝をささげます。
――昭和60年1月17日 近畿学校保健学会通信 No.51 より――
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