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 近畿学校保健学会へのそのときどきの想い 第 III 期
 

第30回近畿学校保健学会を終えて

第30回近畿学校保健学会 会長  山城 正之


さる7月3日の第30回近畿学校保健学会は300名をこえる参加者をえて開催することができましたことは、会員の皆様の御支援によるものであり深く感謝申しあげます。一般演題が34題に及びましたことは斯学会の将来に明るい展望を与えるものとして大変力づけられていることです。

しかしながら私がいまでもおそれていますことは、この学会に参加して日が浅く、学会の研究の流れと蓄積、とくに会員のお一人お一人についてほとんど存知あげないために、適切な特別行事を組めなかったのではないかということです。学会の企画、運営につきましては、兵庫地区評議員の全体によって組織するという方針で行ないましたが、事実上会長独断ということになったとおそれているからです。今後小生もこの学会に参加責任を分担していくということで御寛容を願うほかありません。

学会運営の手順につきましては、前学会長北村李軒教授からくわしい申し送りをうけました。横尾能範事務局長のもとでスムーズに運ぶことができました。今回の学会運営にあたり、神戸大学養護教諭特別別科(その前身の養護教員養成課程をふくめて)の500名をこえる全卒業生名簿をつくりましたが、その過程で第30回学会の周知方を行ないました。兵庫県および神戸市各教育委員会を煩わし、学会開催の情報を県下全学校に伝えていただきましたので、その効果として学会員の増加、および学会参加者に反映したのではないかと思っております。

学会長という立場で、今日学校保健に求められている課業とその大きさについて考えさせられた一年でしたが、本年の大阪学会はじめ将来の近畿学校保健学会の発展を願わずにはいられません。
末尾に上林久雄幹事長はじめ学会幹事の皆様、補助金、援助金の確保について特別の力添えをいただいた兵庫での前学会長美崎教正教授、兵庫県および神戸市各教育委員会学校保健当該課の方々の御尽力に厚く御礼申し上げます。


――昭和59年2月6日 近畿学校保健学会通信 No.47 より――

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