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第26回近畿学校保健学を終えて
第26回近畿学校保健学会 会長 出口 庄佑
昨年6月9日・奈良の地におきまして第26回近畿学校保健学会を開催いたしました折には、遠路のところ多数御参会いただきまして誠にうれしく存じました。わけても今回の特徴は開催県以外の府県の方々が例年とは格段に多く御参加いただきましたことで、近畿の学会として定着しはじめたきざしとして喜ばしく思っております。
午後の部では若干、時間が延長して皆様にご迷惑をおかけして申訳ございませんでしたが、一般演題にあらわれた熱心な口演と討論にはじまり、増原建二教授の「脊柱側弯症の成因をめぐって」と題する時機にかなった特別講演、地元の第一線の先生方を中心とした「健康診断とその事後措置」における地域性豊かな、かつ、現場と直結した発表と討論など、この一日の成果が、今後の皆様の御研究の一助となれば幸と存じております。
今回の学会ではまた、組織運営検討委員会も基本的成案をまとめ、総会において会員の皆様方の御承認をえまして、会則改正の草案にとりかかることとなり、学会の新たな発展が期待される段階にいたりました。さらに11月には佐守信男教授を会長として神戸において開催された日本学校保健学会も成果をおさめた模様でございますし、これらを契機として近畿における学校保健がさらに一段の飛躍をとげることを念願するものでございます。
今年は滋賀県の開催が決定し、滋賀大学の宮田英子教授を会長として第27回の学会がもたれることになりました。学会がさらに充実発展することを念じ、御参集くださることを期待して、第26回学会終了の御礼をかねて御挨拶をいたします。
――昭和55年3月1日 近畿学校保健学会通信 No.37 より――
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