近畿学校保健学会

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 近畿学校保健学会へのそのときどきの想い 第 III 期
 

編集委員の声

                               白石 龍生


 この時期は、現在の学会の基盤を支える大改革が着実に推進された時期でした。それまでは固定会員もなく、近畿6府県を順番に巡る年次学会の運営もご苦労があったようです。第V期の学会運営の中心的な役割を果たしたのは、教員養成系大学、教育学部および医学部社会医学系の先生方だったように思います。また1972年の保健体育審議会の答申を受けて、養護教諭の養成が4年制大学においても行われるようになった時期でもあります。学会にも数多くの養護教諭が参加するようになりました。

 和歌山での第22回年次学会において、学会の組織ならびに運営の強化策を検討するための「学会組織運営検討委員会」を設けることが承認され、組織運営改革についての基本的成案が、第26回年次学会において承認されました。この基本的成案を具体化するために検討委員会は発展的に解散され、会則改正草案委員会が発足し、会則についての検討が行われました。そして第28回年次学会において、学会事務所の常設や恒久的な会員制度の導入などを目指して、慎重に検討されてきた新会則が承認されました。まさに6年かけての大改革で、暫定幹事長に上林先生(大阪教育大学)が就任、翌年には暫定がとれ、初代幹事長として上林先生が就任されました。

 当時助手として大阪教育大学に就職したばかりの私は、上林先生のもとで学会通信の原稿のとりまとめや、会員への発送をお手伝いすることになり、それ以降今日まで約30年間本学会と関わることになりました。初めて学会発表を行ったのも本学会です。まさに近畿学校保健学会の先生方に育てていただいたと思っています。
諸先輩が築いてこられた近畿学校保健学会、会則改定に丸6年かけた慎重かつ着実な歩みがあったからこそ武田先生(和歌山県立医科大学)、林 先生(滋賀大学)、勝野先生(兵庫教育大学)そして石川先生(神戸大学)へと歴代幹事長のもと、公正で健全な学会運営が継続されてきたのだと思います。
                                     

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