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第21回近畿学校保健学会開催にあたって
第21回近畿学校保健学会 会長
滋賀大学教育学部 教授
山田 一
今回、第21回近畿学校保健学会を滋賀県で担当することになり、私が会長として学会開催のお世話をさせて頂くことになりました。もともと浅学、菲才の私には大きな負担でありますが、同時に責任の重大さを感じております。今までと同様、学校保健関係者の多くの諸先輩ならびに会員のみなさんのご指導とご協力のもとに、意義ある学会にいたしたいと思いますので、よろしくご支援賜りますようお願いいたします。
近畿学校保健学会も幾多の問題をかかえながら、学校保健関係の多くの諸先輩の情熱と努力によって、21回を迎えることになりましたことをみなさんと共にご同慶のいたりと存じます。
学校保健は保健教育と保健管理の2つの柱から成り立っていますが、保健教育についてはすでに学習指導要領の改正が行なわれ、すでに実施され、このたび保健管理の学校保健法施行令及び施行規則が一部改正され、昭和49年度から実施されることになりました。
従来の学校保健の重点であった疾病異常の早期発見等による健康の回復と維持から、積極的に心身の健康を増進するため、すべての教育活動を通じて総合的、積極的な学校保健の実施を指向すべきことを述べている。
学校保健法改正の実施の年でありますので、今学会ではシンポジウムに“積極的な学校保健組織活動のすすめ方”を主題としてとりあげ、また特別講演では“学校保健組織活動の考え方”を京大保健管理センター所長宮田尚之教授にお願いすることになり、ご快諾を頂いています。
できるだけ現場の先生に多数ご参加を期待し大学関係者、学校医とともに相たずさえて、新しい学校保健を目ざして討議し、よき成果をあげ、明日の学校保健の推進のためにもなればと念願しています。
――昭和49年5月20日 近畿学校保健学会通信 No.25 より――
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