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学校保健の現代的意義=第18回近畿学校保健学会記録集=
あとがき
梅雨明けの荒れ模様の雨雲が眼下を走る六甲山腹の神戸大学の1室で、いま、初校のゲラ刷りに最後まで目をとおし終えました。私たちの先達の方々の第18回近畿学校保健学会での特別講演と、それをもとに展開されました貴重な討論の記録を、学会当日の会長挨拶の演題をとつて「学校保健の現代的意義」という表題の1冊の本にまとめ、学会に参加された方々にお約束しておりました「記録集」として、ようやく日の目をみることになりましたのをうれしく思っております。
それにしても、昨年8月学会を神戸大学で佐守会長とともにお世話してからもう1年になろうとしております。言い訳めいてまいりますが、特別講演と討議内容の復元に意外に手間取り、印刷の経費も苦しいなど種々の事情から「記録集」の発行が遅れましたことをお詑びいたします。この長かった1年を振り返りますと、今年になってからだけでも、浅間山荘事件やテルアビブ空港乱射事件が世の人々を驚かし、一方では、国連の第1回人間環境会議が、多くの問題をはらみながらも、ストックホルムで開催されました。これらのことは、学校保健の将来にも大きく関連してくるでしょうし、学校保健のより新しい脱皮が要求されているとも思います。
この「記録集」の発行に当たりましては、佐守会長が冒頭に謝辞を述べておられますように、多くの方々のご援助とご協力をいただきました。また、学会当日の討議が実り多いものになりますように舞台裏でご努力いただいた各主題ごとの討議委員長の方々にも原稿に目をとおしていただきました。討議委員長はいつも陰にかくれて特別講演の演者や司会者にご協力してくださいましたので、この機に覆面をとっていただくことにより、感謝の気持に代えたいと思います。
主題1:大阪教育大学助教授 詫間晋平
主題2:天理大学教授 橘 重美
主題3:大阪教育大学教授 上林久雄
主題4:神戸大学医学部助教授 塚本利之
主題5:京都市学校医会 西田義文
終りに臨みまして、この本が、これからの学校保健をすすめるに当たっての1つの礎石になればと心から念じております。
昭和47年7月7日 第18回近畿学校保健学会事務局長 武田眞太郎
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