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学会の開催にあたって
第11回近畿学校保健学会 会長 川畑 愛義
"暖冬異変”といわれたこの冬の季節にも、京洛のちまたには時おり粉雪がちらついている。
うす化粧をした比叡山に赤い夕日が映えて美しい。
学会の開催される5月17日(日曜)の頃は京をとりまく周囲の野山にも新緑がしたたるように香ることであろう。リルケは5月は神々が地上をもっとも苦心して粧いをこらした月であると詠んでいるが、同感である。
私たち会場を受けもつ側のものとしては、府・市の当局を始めとし、学校保健関係の者を網らして、何とか会員の皆さまに役に立つような学会を開催したいものと夜遅くまで協議することが少なくありません。
また学会幹事の皆さまには、毎度遠く和歌山・兵庫・奈良から、そして大阪・滋賀からも御出席をねがって、より有意義な学会を盛りたてるために真剣な討議と計画を重ねております。
一つのささやかな学会を担当するにいたしましても、いかに多くの皆さまの協力と支持が必要であるかということを痛感いたします。
どうか会員のみなさま、皆様の学会をより盛大に、より発展させるために一層の指導と協力を下さいますよう切におねがいいたします。
なお、末筆ながら、すでに会場の準備は萬端整いつつあります。また特別講演やシンポジウムの整備も着々進んでおります。一般会員の御発表をもってこの学会に一段の光輝を添えて下さいますようおねがいいたします。
――昭和39年2月 近畿学校保健学会通信 No.1 より――
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