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第11回日本学校保健学会シンポジウム
「本学会10ヶ年の回顧と展望」における小栗一好(東大教授)の話題提供より
昭和29年にこの学会が発足しましたがその頃すでに北陸では村上先生を中心とする北陸学校保健学会の組織があり、その他の地区でも学校保健学会の組織が進められていました。
同年夏、当時の学校保健の先達であった東北の近藤、関東の栗山、渡辺、文部省の湯浅、東海の水野、北陸の村上、九州の遠城寺の諸先生方が東京に参集、学校保健学会設立の発起人会を開かれました。
その趣旨を要約しますと、「学校保健の特質である学者と現場の先生が密接につながることが非常に大切だが、それには全国的な広い地域ではむづかしく、もう少し狭い例えば地区というような領域で組織すればよくいくのではないか、それには地区でしっかりした保健学会をつくろう」ということになったと伺っています。
その時考えられた地区は、北海道、東北、関東、東海、北陸、近畿、中国四国、九州の8地区。各地区学校保健学会は、専門の学者と現場の先生が密接に提携、学会を固め、地区毎に学会を開くと共に地区を構成している府県でも単位学会を持って地区をまとめる一方、地区相互の関連を図ると共に共通の活動に努めることが必要。
と同時に全国的な地区連合学会、即ち日本学校保健学会設立に進展しました。
第1回全国大会は清水会長のもとで松江で開催、その折、会則が出来、会長に粟山先生、正式に日本学校保健学会が発足しました。
――村上賢三:日本学校保健学会二十年史、日本学校保健学会刊、(昭和49年)より――
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